を集合とし,演算が定まっているとする. が群であるとは次の3つを満たすことをいう

  • 全てのに対して
  • があって全てのに対して
  • 全てのに対してがあって

について

群の定義で使った これらの式を,それぞれとしてもよい.

を示す. に左からの逆元をかけると . この左辺はで右辺はなのでが示された.

(続く)